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Kinetic Wall

2019 Singapore

シンガポールの複合商業施設Funanの照明計画の一環として外観のキーとなるアートウォールのデザインをしました。

福岡のクリエイティブラボ anno labと照明器具メーカーのTokistarとの3社でのコラボレーションで実現した作品です。

高さ13M、幅9Mの屋外の壁面に1271台のモーターで動く照明器具(ブレード)を並べ、光と色だけでなく、動きも加えたメディアディスプレイです。

 

各ブレードはDMX制御によって色、光の強さ、回転方向と速度を変化させ、光とブレードの動きによる複雑な表現を可能にしています。

メディアウォールを建築の一部ととらえ、周辺環境や公共空間とコミュニケーションするためのインタラクティブに動く建築ファサードとしてデザインしました。

Photograph: Fumito Suzuki

Floating City

10 - 19 January 2020

National Gallery Singapore

for Light To Night Festival

In Collaboration with Knots

 

Ethereal towers made of string and suspended at different heights resemble skyscrapers. They are lit from within, creating a glowing city while illuminating this grand space. As you move around the installation, the towers seem to morph and even appear see-through from certain angles. Floating City is the first suspended installation in the Gallery’s Padang Atrium.

Light Playground

4 March - 31 August 2019

bbb Urban Intervention

 

シンガポール・デザインウィークにあわせて施工されたインスタレーションで、シンガポール国家遺産省の企画するbbb Urban Interventionという都市の景観をアートで賑やかにする企画にアーティストとして参加しました。

植民地時代にこの区画には9つの学校がありました。その時の記憶の断片をを現代に蘇らせるというコンセプトで、子供が休憩時間に走り回っているような賑やかさを演出する光のオブジェをデザインしました。

昼間は日光を受けてパステルカラーに染まりながら揺らめくオブジェは夜になると回転しながら光を受けて都市空間に彩りを演出します。

Photographer: Fabian Ong

The Play of Brilliants

2016 シンガポール

‘Play of Brilliants’という言葉は建築照明デザインの祖であるリチャード・ケリーの言葉です。彼は「Focal Glow」「Ambient Luminescence」そして「Play of Brilliants」の3つの光の要素を組み合わせることで快適で魅力的な照明環境を作ることができると論じました。これを分かりやすく言うとすると、スポットライトのようなアクセントライト、間接照明のようなアンビエント照明、それにシャンデリアなどのきらめきのある光を組み合わせるということです。このような異なる特性を持った光を光のレイヤーとして重ね合わせていくという考え方は半世紀以上たった今でも建築照明の手法として有効なものであり、普遍的な考え方であると言えます。

そして私たちがこのインスタレーションであえてこのリチャード・ケリーの言葉を引用した理由は、「これからの照明デザインでは実は彼の提唱した3つの要素に加えて4つ目の要素も考えるべきである」と考えたからです。それは「変化する光」であり、光がどのように時間軸にそって、あるいは空間を利用する人の動きによって多様に変化していくかということです。

 

シンガポールデザインウィークで展示を行ったこの作品は、天井から下げられた108個のクリスタルのそれぞれにパラボリック反射鏡を使った超狭角のスポットライトを照射することで空間内に光を拡散させています。そして108灯のスポットライトは個別に制御され、カメラによってセンシングされた人の動きに追従して光が空間内を気持ちよく動きまわります。

 

これまでデジタルを駆使したライトアートというのはLEDをむき出しにしたものやカラフルなものなど、どちらかというと派手(すぎる)ものやこれ見よがしにLEDを使っていますというのを前面に押し出したようなものが多かったと思います。私たちがこのインスタレーションで試みたのは、あくまでも自然な光を作ることでした。光源はまったく見せずに、光が空間の中を自然に漂い、人が介在することで空間が賑やかになる。光はあくまでも媒体としてクリスタルという素材をつかって空間というキャンバスに美しい現象を起こすことを目指しました。

協賛:

Preciosa

Tokistar

Korr Lighting

Krislite

Technolite Singapore

Lightcraft

Creative Lighting Asia (Singapore, Malaysia & Indonesia)

 

協力:

Annolab

 

動画用サウンド:

Yasuhiro Nakai

Layers of Light

2015 シンガポール

この作品は石州和紙を使用した光のインスタレーションです。2015年のシンガポールデザインウィークのために準備をし、デザインウィークのメイン会場であるデザインセンターの入り口に設置されました。カメラで空間内を通過する人を追跡して光を動かすことで、和紙がつくる美しい光と影のグラデーションが空間を通りぬけます。光源はLEDのバーを使用し天井内部に光源を隠して和紙を照らすことで和紙自体が光っているような効果を生み出しています。

NIPEK PTE LTD

111 Middle Road #03-13, National Design Centre, Singapore 188969

E: [email protected]  T: +65 6635 6213